(朝日新聞、08.4.6)
外国人の小中学生らへの日本語指導をテーマにしたシンポジウムが5日、大田区で開かれた。指導にあたるボランティアや高校教諭のほか実際に日本語の指導を受けた生徒と保護者も参加し、体験をもとに意見を交わした。大田区は今年度から学校での日本語指導を民間委託する方針を決め、目黒区は早稲田大大学院と指導の支援協定を結んだ。シンポはこうした動きを受けボランティアらが企画した。
4月に日本の高校に入学する韓国人の女子生徒は「来日してすぐ、国語のテストで生まれて初めて0点を取った。学校で無視をされたりバカにされたりもした」と振り返り、「友だちをつくるために日本語を勉強しようと決め、父親に1日5時間教わったり、日本語教室で作文を習ったりした」と話した。
保護者らは「学校に通えば言葉は覚える、というのは大きな誤り」「継続的に信頼できる先生がそばにいて指導してほしい」と制度の充実を要望。ボランティアからは「来日したばかりの時に集中指導をすれば効果が上がる」との指摘もあった。山田泉・法政大教授(日本語教育学)は「子どもと面談しながら指導のメニューを作るコーディネーターを行政が置くべきだ」と提案した。
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2008年06月03日
【東京都】外国人生徒への日本語指導、保護者ら制度充実要望
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